堀ちえみさんが病気を克服して芸能界に復帰しました。旦那さんと子供たちの支えがあったからですね。
ちえみさんの人生は2度の離婚と3度の結婚。いくつもの病気にかかるなど壮絶な人生を歩んでいます。
その人生経験はちえみさんを強くするだけでなく、夫婦関係で悩む方の相談を受ける場を設けていますし、同じ病気で苦しむ人たちにとっては希望になっていると感じます。
この5年間にかかった病気をまとめてみました。
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プロフィール
堀 ちえみ(ほり ちえみ)
本名:尼子 智栄美(あまこ ちえみ)
生年月日:1967年2月15日
出身地:大阪府堺市東区
血液型:B型
事務所:ホリプロ(アイドル時代)松竹芸能所属。
家族:大阪の外科医の男性と結婚し3人を授かるが離婚。雑誌社勤務の男性と再婚2人授かるが2度目の離婚。現在の夫の連れ子2人の合計7人の子どもが居る。
1981年 第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンの優勝、芸能界入りアイドル歌手としてデビューする。
1983年にTBS系列で放送されたドラマ『スチュワーデス物語』初主演。
5年間にかかった病歴
特発性大腿骨頭壊死症 47歳
2015年、腰に激痛が走り病院へ。最初の診察で異常は見つからず、その後、入浴しても右足が温まらない症状などが出たため、初診から半年後、右足全体を検査。病名が判明しました。
突発性大腿骨頭壊死症は股関節の病気のひとつで、大腿骨の上端の大腿骨頭の骨組織が壊死し、関節が変形・破壊する病気です。厚生労働省の特定疾患に指定されています。
歩行時や階段の昇降時などに痛みを感じ、進行すると安静時においても持続的な痛みがあり鎮痛剤が必要となります。また変形にともない関節の動く範囲が狭くなったり、跛行(はこう、足を引きずって歩く事)を生じたりします。
リウマチと神経障害性疼痛 49歳
2017年3月28日、自身のブログにおいて1年前から初期のリウマチと神経障害性疼痛を患い、投薬治療中であることを明かしています。
昨年の3月頃から体調が優れず、
だるさと眠気が取れない、
身体が痛い、右手の腫れなどの症状がありました。
それで4月に人間ドックを受けましたところ、血液検査により、リウマチの数値が高いということが判りました。股関節外来でお世話になっている、
総合病院へ行きまして、
早い段階で治療を受けましたので、
相性の良いお薬もすぐに見つかりました。それと同時に神経障害性疼痛も見つかり、
両方同時に治療中です。神経障害性疼痛は、
これも身体がピリピリと痛み、
かなりきつかったのですが、
いいお薬を処方していただき、
今は本当に身体が楽になりました。引用元:アメブロ
頸椎捻挫 51歳
2018年7月24日夕方頃、都内にて堀ちえみさんが自身で自家用車の運転中、交差点で信号待ちで停車をしていた際に後続の車に前方不注意により追突される事故に遭いました。
その際、首に強い衝撃を受け、都内の病院を受診。頸椎捻挫の診断を受けたため、大事を取って数日間入院しました。
交通事故の後遺症でもっとも一般的なむち打ち。症状が頸部痛であり、頸部のこわばり感、頭痛、背部痛、肩上肢の痛みも認められることがあります。
このほか視覚障害、聴覚障害、めまい、認知神経機能障害なども認められることがあり、また精神的な苦痛を伴うことがあり、外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する患者もいます。
堀さんは軽傷で良かったですね。
口腔癌(舌癌)52歳
2019年2月19日、自身のオフィシャルブログにて、口腔癌(舌癌)に罹りステージ4と診断され、左首のリンパ節にも転移していることを公表しました。
口内炎
2018年の6月頃に、舌の裏側の小さな口内炎に気付き、通院治療を続けていました。
当初は2016年から飲んでいるリウマチの治療薬の副作用からでは、と判断されていました。いったん症状は治まりましたが、大きな口内炎が再発。
その後は痛みが酷くなる一方で、更にしこりが増加し会話や食事も辛くなり、激痛で不眠にも悩まされていたといいます。
口内炎でも長引く場合は甘くみず、病院に受診するなど注意が必要ですね。
舌癌
堀さんは手術前日の『金スマ』で「食べるのも痛いし、しゃべるのも痛いです。一番強い痛み止めを飲んでいます」早期発見できなかったことに「自分の運命だったのかなと思って受け止めるしかない」と気丈に語っています。
2019年2月22日に受けた11時間に及ぶ手術では、頸部リンパ節や舌の6割を切除し、太ももの組織を移植する舌の再建手術が行われました。
3月26日「綺麗に咲き誇る、病院の桜の花に見送られる気分で、退院致しました」と報告。
「今の医学の進歩と技術にも驚きました。ほんの一ヶ月前は、自分の命がどうなってしまうのかと、とても不安な状況でした。それが今、こんなに元気になり、あんなに痛かった腫瘍も全部なくなりました。生まれ変わった…そんな気持ちです」
医師からは今回の手術で「癌は全て取りきれた」と説明を受け、今後は経過観察の為、定期的に通院し、リハビリにも励むそうです。
口腔(こうくう)がんの一つで舌前方3分の2と縁および下面に発生する悪性腫瘍。50、60代の男性に多いが、20代で発症することもあり、最近は女性も増加傾向にある。ほとんどが舌縁部に発生し、飲酒や喫煙などが誘因。初期症状はしこりや白斑、潰瘍などができるが、進行すると痛みや出血、強い口臭が起こり、早期に顎下部や頸部(けいぶ)のリンパ節に転移することもある。治療は主に手術療法と放射線治療があり、これに抗癌剤による化学療法を組み合わせて行うこともある。
食道がん
2019年4月15日、舌癌の手術をして間もないのに、新たにステージ1の食道がんが発見されたことを公表しました。16日、内視鏡による切除手術が行われました。
24日に退院。病理検査の結果、食道がんはステージ0の初期がんと判明。早期発見で良かったですね。
旦那さんや子供に支え?られ芸能界復帰⁈
大阪の外科医の男性と結婚し1990年に長男、1992年に次男、1993年に三男と3児を授かるが離婚。
雑誌社勤務の男性と再婚、2000年に四男、2002年に長女と2児授かるが2度目の離婚。
2011年一般男性と3度目の結婚。現在の夫の連れ子2人の合計7人の子どもが居る。
高校1年の娘に「お母さんがかわいそうすぎる。リウマチのお薬のおかげでやっと良くなって全身の痛みから解放されて。今度はがんだなんてかわいそうすぎる。私はまだ16歳なのに。お母さんとまだこれだけしか一緒にいないのに。辛すぎる」と言われたことで、治療を決意したといいます。
入院中も旦那さんが代わりにブログを更新。家族の支えなしには乗り越えられなかったでしょう。
まとめ
堀ちえみさんの5年間に患った病気をまとめてみました。いくつもの病気に前向きに戦うちえみさんの強さは家族の支えがあってのことと感じました。
見事に克服し、芸能界復帰はすべての人に勇気と希望を与えました。
人生80年と言われるなか誰もが健康で長寿ではありません。今この時を大切に生きていきたいと思います。