転勤のための引越しや、学生生活を始めるための引越し、新社会人として新生活をスタートするにあたり不安なのが引越し。突然の移動による転勤は家族で引越しをすればいいか、単身で暮らすか悩みますね。
大学など受験に合格してからだと良い物件を探すには遅すぎたり、推薦で入学が決まっている場合や会社の内定をもらっている場合は早すぎる契約は損になるのでしょうか?いつ物件を探したらいいのでしょう。
引っ越すことは確定でも何から手を付ければ良いのでしょう。荷物の処分も悩みどころです。トレファク引越しなど引越しと同時にリサイクルショップが買い取ってくれるサービスがあります。
荷物以外に転居に必要な手続きがあります。市役所、電気、ほかにもたくさんあります。まずは、やることを書き出し、チェックリストを作成してみましょう。引越しの前にすることや、引っ越しをした後ですることなど分けて作成します。
一人暮らしを始めるためのやることをまとめました。希望に満ちた新生活を送りましょう。
Contents
引っ越しでやること
物件探し
新しく生活を始める物件探しは時間がかかりますね。大学、専門学校は学生専門の賃貸物件があります。年内に余裕をもって探すのが良い物件を見つけるコツです。年が明けて1月、2月は物件探しのピークです。早めに行動し、じっくり検討しましょう。
- 家賃の上限を決める
単身赴任の場合は二重生活になりますので負担が大きくなりますし、、学生さんは家族からの仕送りしてもらう金額によって決めますが家族にとって負担は大きいです。アルバイトをすれば大丈夫とたかをくくっていると学業が疎かになるので無理をしないことです。 - エリアを決める
エリアによって家賃相場が違います。勤務地や、学校のアクセスを考えて選びます。範囲を絞り過ぎず広めに探すと自分に合った物件が見つかるかも知れません。駅からの所要時間やコンビニなどのお店も確認しましょう。 - 間取りや拘り条件を決める
単身用の賃貸物件はワンルームがほとんどです。ロフトが付いていたり、収納スペースに違いがります。トイレと洗面、バスがユニットか別かで家賃も変わってきます。 - ネットで調べる
ネットで物件が簡単に探せます。条件を入力して予めいくつか候補を絞ります。敷金、礼金、預かり金のあるなし、管理費や共益費など家賃以外に必要な金額も考慮しましょう。 - 不動産会社に相談
候補が決まったら相談しましょう。不動産会社にはネットで検索できない物件もありますから問い合わせると資料を送ってくれます。部屋の中を見学するには予約してから訪問します。後悔しないためにもじっくり相談しましょう。日当たりや、セキュリティ、水回りの確認を忘れずに。 - 契約の時期
契約には申込金が必要です。契約が早すぎると入居前に家賃が発生してしまう場合があります。不動産会社に相談する際に確認しましょう。急いでいる場合や、遠い場合は契約することを考えあらかじめ必要書類を持参しましょう。後日郵送で手続き可能なものもあります。 - 申し込みに必要なもの
身分証明書、住民票、印鑑、印鑑証明書、家賃引き落としの口座など
引越し前にやること
物件が決まったらいよいよ準備を始めましょう。家族の中で自分だけが転出する場合も転居前の必要な手続きを済ませましょう。
-
引越し業者の見積もり
業者によってかなりの差がありますから、何社か見積もりを取ります。早めに予約が必要です。引越しをする時期は決まって重なり、業者に依頼が集中します。混んでいると、希望する日に引越し業者は荷物を運び出しても、新居に届ける日が何日か遅くなります。ホテルに泊まることになりかねません。
-
荷造りと不用品の処分
使ってないものを処分します。新生活を快適に過ごすために不要なものは持ち込まないことです。服や靴など断捨離がお勧めです。業者によっては回収に来てくれますし、リサイクルショップに持ち込みしたり、時間があればネットオークションに出します。
今人気のトレファク引越しは、事前に不用品リサイクルとして買い取るもの見積り、引っ越すぎりぎりまで使用することができます。当日、引越しと同時に買い取ってくれます。
段ボール箱に入れるときは出す時のことを考えて仕分けしてから入れます。すぐに必要なものなど箱には中身を記しておきます。
-
粗大ごみの処分
リサイクルできないものや大型の粗大ごみは、自治体の指示に従って処分します。収集日を確認しましょう。
-
現在住んでいる物件の解約
通常、賃貸物件は退去1カ月前に管理会社または家主に解約の意志を伝えなければなりません。3カ月前のところもありますから必ず確認してください。期日までに解約を伝えていないと引越した翌月の家賃が発生しますから注意しましょう。
-
市役所(住民異動届)
転出届の提出をします。転出証明書を発行してもらいます(引越し先の転入届を提出する際必要)。健康保険や国民年金の税金関係、水道、印鑑登録など印鑑と本人確認書類、マイナンバーカードを持参して手続きします。郵送での手続きが可能なところもあります。
-
郵便局(郵便物の転送依頼)
転居届を提出すると届出日から1年間、郵便物を新住所に転送してくれます。本人確認書類が必要です。インターネットで手続き可能です。
-
金融機関(口座引き落とし停止)
銀行口座を残す場合は住所変更、使わない場合は解約の手続きをします。銀行口座は電気、ガス、水道などの公共料金、新聞、クレジットカードの引き落としに使っている場合は変更届や、廃止、停止届が必要です。通帳を見て引き落としを確認し、漏れがないようにします。
-
電気、ガス、水道、使用中止・開始手続
各会社に連絡し退出日に合わせて停止してもらいます。立ち合いが必要な場合がありますから早めに連絡しましょう。新聞やインターネットも忘れずに。新居に入居前に使用できるよう連絡します(連絡はがきなど)。引越しの荷物を入れる前に使用できるようにします。
引越し当日は作業が終了後、最後にブレーカーを落とします。ガスは元栓を閉めます。 -
掃除
敷金や預かり金がある場合、返金があります。使い方によっては壁紙の張替えなどの修繕費を差し引かれ返金があります。大きな家具、家電を撤去した場所は汚れています。”飛ぶ鳥跡を濁さず”ですね。綺麗に使っていれば全額戻ることも。新しい住居はクリーニングが済んでいると思いますが、確認して掃除が必要なら掃除をしておきましょう。
-
近所のお世話になった方へ挨拶
家主さんやお隣に菓子折りをもってお礼をします。
引越し先でやること
当日、新居のカギをもらったら
- 電気、水道、ガス
電気のブレーカーを上げると使用できます。水道は水が綺麗になるまで出しておく。ガスは立ち合いが必要です。ガス漏れがないかの確認とセンサーの取り付けがあります。 - カーテン
カーテンは寸法を測り準備しておきます。夜になって電気を付けたら外から丸見えにならないように。できれば入居前に。 - 家電・生活用品
新居が決まったら生活に必要なものを書き出し、購入するものをリストにします。
エアコン、照明器具、調理器具、冷蔵庫などの家電など付いているところもありますが購入するとなると高額になります。新品を買う以外、譲ってもらえるものや、リサイクルショップ、中古品なども検討すると良いです。家電は置く場所を確認してから購入します。 - 搬入された荷物をほどく
一度に全部出すと収拾がつかなくなりますが残しておくといつまでも片付きません。早めに片付け新生活を気持ちよくスタートさせましょう。 - 近所への挨拶
両隣と下の階に挨拶をする。できれば千円程度の菓子折りをもって挨拶に伺いましょう。これから顔を合わせることを考え、第一印象が大事です。
手続き
- 市役所(転入届)
転出証明書と印鑑を持って14日以内に窓口へ。国民年金、印鑑登録などの手続き。
届け出後、必要枚数の住民票を発行してもらう。運転免許所の住所変更や、自動車、バイクなど所有しているときは住所変更に住民票が必要です。必要枚数を確認して発行してもらいましょう。 - 警察署または運転免許センター
旧住所と新住所の両方記載された書類が必要です。(住民票、印鑑) - 金融機関(口座開設)
給料振り込み、公共料金の引き落とし、授業料の引き落とし、家賃の引き落としには指定の銀行がありますから確認してから口座開設します。
印鑑、新住所に変更した運転免許証、保険証、住民票のいずれかが必要です。 - 職場・学校・生活に関する手続き
クレジットカード会社や保険会社に住所変更を連絡します。必要書類を送ってくれますので郵送で手続きします。
1~4の手続きは二度手間にならないように順番に行います。
まとめ
初めての引越しは不安がつきものですが、手続きの手順を追って行えば容易にできます。物件を探すことは不動産会社の担当者にじっくり相談することで良い物件が見つかると思います。市役所では窓口で必要な手続きについて教えてくれます。
電気、水道、ガスなどライフライン以外は慌てる必要はありませんが役所や、銀行など土曜祝日はお休みですから仕事、学校を考えて早めに手続きしましょう。
気持ちよく新しい生活を始めるために何事も早く済ませることです。引越しを手伝ってくれた方にお礼を忘れずに。