スーパーへ買い物に行ったら、顔見知りですが、いつも話をしない人から思わぬ声をかけていただきました。真顔を笑顔に標準装備を心掛けたからです。
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良い環境に身を置く
離れて暮らす息子と話す機会がありました。
息子は30歳。未婚です。
誰かいい人いないの?
出会いがないんだよね。
じゃあ今日は、ばあちゃんがハワイから羽田に到着するから会っておいでよ。ANAのスタッフとの出会いがあるかも!
なんて冗談に話しました。
息子は営業マンで、ANAの事務所に入ることがあるそうです。
空気が違うのよね。みんなシャキッとして自信もって働いている。
私たちが利用する際に目にする接客じゃなくて、事務所の中で働く人も同じ空気だというのです。社名を背負って、プライドをもって働いているのですね。
そういう環境にいたら、自然と共鳴しあって働いているのでしょう。
環境はとても重要です
良いものを身に着ける
制服も環境の一つかもしれないですね。以前働いていた銀行の窓口は年齢に関係なく同じ制服です。制服を着ることで銀行員であるという自覚を持ちますし、言葉にも責任が付いてきます。
最近では女子行員も制服ではなく私服で働くところもありますが、私服といっても行員らしい服装が求められますね。
私が普段着で歩いているとき、お客様から「どこかでお会いしたような、どこでしたか?」なんて声を掛けられるほど銀行員とは分からなかったようです。笑い。
サラリーマンのスーツも制服と同じです。よれよれのスーツ、汚れて臭うスーツなどは品格を下げてしまいますね。高級なスーツを着ている人を見ると偉い人かなと思いますし、高級でなくともアイロンのかかった白いシャキッとしたワイシャツの襟からも品格が感じられます。
私は、サロンで制服を着ています。やはり公私の区別がつきますので身が引き締まります。
でも、仕事中ではないプライベートな時間こそ自分で理想とする環境を作る必要があると感じています。
環境がステータスを作る
私は結婚当初、勤めていた銀行の上司の家が転勤で空いているのでお借りして住んだことがあります。鎌倉の邸宅地で周りには大きな家が並んでいます。
引越しの挨拶に伺って感じたことは、出てくる奥様は皆さん上品で、着ている服も素敵なのです。言葉遣いも丁寧で育ちが良いのか、または環境がステータスを作ってくれているのかと感じました。人に会わないときも、出かけないときも自分の身なりに気を付けたいものです。
自分が変わると相手が変わる
私はあまり気の利く法ではありませんが、家族で夕食を食べているときに
この家にはお茶というものはないのか?
ほかに言い方あるでしょう!
先にお茶を入れるか、食べ終わるころを見計らって入れればいいのですが、つい後になってしまって言われてしまうのです。
また嫌味を言って、と思いながら箸を止めてお茶を入れました。それだけではありません、普段の会話も嫌味っぽく言われます。
現実はマインドの写し鏡ということは、私に原因があるのかも、と気が付いたのです。
夫に対して嫌味を言っていたのは私だったのです。
それから自分の言動に注意を払いました。しばらくすると変わってきたのです。「お茶をください」「お茶が欲しい」と言ってくれます。「ごめんなさい、すぐにお茶を入れますね。」と食事中の会話まで弾むようになりました。
まとめ
- あなたの置かれている環境はどのような場所でしょうか?
自分から良い環境に身を置くように心掛けることは大事ですが、自分自身が周りに与えている環境も考えてみましょう。目の前で起こっている原因は自分の中にあるかも知れません。 - 人は変えようと思っても変えることはできません。自分が変わると、相手が変わってくるのです。現実はマインドの写し鏡です。
- 相手のことが気になったら自分を見直してみましょう。